視覚障碍者の方の生活で教えられること
朝礼ネタ4909 2021/12/18 名言・格言自己啓発おはようございます。
今日は、私の友人が話してくれたことをお話したいと思います。
私の友人は朗読ボランティアというボランティアをしています。
このボランティアは視覚障碍者の方の目の代わりになって文字を読むというものだそうです。
分かりやすい読み方をするために勉強会に出席したりすることもあるそうです。
その友人がいつも言っているのは「ボランティアをしていると誰かのためにと思っていたけど自分のためになっている」ということです。
ボランティアをすることで、自分は読んだことがないジャンルの科学系の本を読んだり、専門書を読むことで知識が身についてきたりするそうです。
「よく情けは人のためならず」と言いますが、ほんとうにそうだと言っていました。
そして、視覚障碍者の方の生活で教えられることも多いとか。
視覚障碍者の方は視覚の代わりに、他の感覚をフルに使って自分の位置を知るそうです。
例えば道を歩いていて、匂いによって天ぷら屋さんの近くだと分かったり、自動ドアの開閉音でコンビニエンスストアの近くだと分かったりするのだとか。
また、風の吹く様子で横に路地があることが分かったりするそうです。
こんな話を聞いていて私が感じたのは、足りないことばかり嘆いたり不満に思ったりしないで、いまあることをどうすれば利用できるかを考えるべきなんだということです。
仕事上でも自分の都合に合わないと、ついつい文句を言いたくなりますが、どうすれば補えるかを考えることでより良い結果が得られるかもしれない。
考え方次第で仕事を楽しむこともできると思いました。
皆さんもぜひ障害者の方を参考にしてみてください。