あなたの電話対応それで大丈夫?
朝礼ネタ4890 2021/11/29 規則・ルールマナー最近電話対応に不安を感じて掛かってきても出るのを嫌がる人がいるという話をよく聞きます。
電話対応を嫌がる理由はさまざまあるでしょう。例えば「面と向かって話をしている訳ではないがなんか緊張する」とか「敬語が苦手」とか「携帯電話と異なり誰から掛かってくるのかわからないのが不安」とか。
この中でも「敬語が苦手」ということについて少し考えてみましょう。敬語の失敗についてこんな事例があります。とある若手社員が掛かってきた電話に対して「何様ですか?」と言ってしまったとのことです。もちろんこの社員に悪気はなく「どちら様でしょうか?」と言いたかったのでしょう。
若い人が「本当ですか?」を「マジすか?」と言うのをよく聞きます。これでも本人としては丁寧な表現を心掛けたつもりなのでしょうがやはりこれでは困りますね。
また「上様」を名字と勘違いしている人もいるようです。
敬語が難しいことは確かです。でも逆を言えばある程度パターンがあるので勉強して多少練習すれば確実に使いこなせるようになるはずです。この少しの努力は怠ることなく実践してもらいたいものですね。
そして敬語を使いこなせるようになればそれが「自信」につながるはずです。自信がつけば自然と電話対応に「余裕」をうむことになるでしょう。余裕がうまれれば「流暢」な電話対応となるでしょう。「自信」そして「余裕」そして「流暢」という相乗効果が期待できます。
さあ今からでも遅くはありません。学生時代に戻ったつもりで敬語を勉強してみましょう。