再認識「コンプライアンスとは」
朝礼ネタ4843 2021/10/12 規則・ルールお早うございます。これからしばらく、コンプライアンスについて、お話しをしようと思います。どうかご静聴のほどよろしくお願いします。
最近では、会社の中で、この言葉がよく聞かれるようになりました。みなさんの中にも、この言葉を身近に感じている方もいらっしゃるかと思います。
さて、このコンプライアンスは、もともとは英語の『C・O・M・P・L・I・N・C・E』即ちCOMPLIANCE、『従うこと』とか『命令に応じる』といった意味を持つ言葉なのであります。しかし、コンプライアンスという言葉が企業内で使われる場合には、通常『法令順守』という意味合いとして解釈されています。
それでは、もう少し具体的にお話しをしましょう。企業の中では、収益を確保し、企業を存続させていくために、様々な事業活動が日々行われています。この企業が行う活動が、法律やモラルに従って適正に行われている状態を指して、それをコンプライアンスと言っているのです。
例えば、生産部の皆さんが、我が社の製品を製造するに当たっては、手順書に従って行い、その製造記録を残します。この行為が、きちんと間違いなく守られて実行されていることが『法令順守』即ちコンプライアンスに当たるのです。
人が見ていないから手を抜いたり、あるいは逸脱行為を報告しなかったりといったことのない、誠実な事業活動こそが、現代社会では重視され、そうした規範が求められています。
コンプライアンスは今や、企業存続を考える上では、なくてはならない概念として定着しています。そのことを常に念頭に置いて、日々の仕事に取り組んで頂ければと思います。
ご静聴ありがとうございました。