あいさつで人と人は繋がっていく
朝礼ネタ4833 2021/10/02 心理・メンタルコミュニケーション朝、家を出るとき私の家族は決まって「行ってらっしゃい、気をつけて」
と言葉をかけてくれます。
朝のバタバタした忙しい時間ですので、つい、ろくに返事もしないまま出ていくことがしばしばあり、いつも申し訳ないな、と反省しています。
あいさつ。
とても些細なサインです。
空気や水、食料などと違い、これがなくては生きていけないというような、人にとって必須のものでもありません。
しかし、あいさつというものがこの世界から無くなってしまったら、私たちはどうなるでしょうか。
人と人との関係は希薄になり、社会は殺伐とした味気ないものになってしまうでしょう。
動物の世界にも、あいさつのようなものは存在しているようです。
犬や猫はニオイを嗅ぐことや鳴き声を発することで、こちらの気持ちを伝え、また、相手の気持ちを察します。
鳥やその他の動物にも同じことがあると聞きます。
あいさつはとても小さなサインですが、自分の気持ちのこもったあいさつをすることで、絶大な効果を生み出します。
始業前に交わすあいさつでは「さあ、仕事を始めよう」と日常から仕事モードへとスイッチが切り替わるような気がします。
仕事仲間やお客さんから掛けられる「お疲れ様」のあいさつには相手の気遣いに感謝の気持ちが生まれます。
つい軽く見られがちな、あいさつというコミュニケーションですが、もういちど考えてみませんか?
あいさつは、してもされても気持ちの良いものです。
これからは、あいさつという小さなサインを大切に、相手に対する思いやりもその言葉にのせて届けて行こうと思います。