衣替えとクールビズ
朝礼ネタ483 2021/01/01 6月風物詩・季節行事6月に入ると衣替えですね。
最近は5月でも結構暑い日があるので、ゴールデンウィークが明けた頃からノーネクタイや半袖の人もみられます。学校や会社によっては規則で6月と決まっていて、暑くても上着やネクタイを着用しないといけないところもあるようですが、クールビズの取り組みは着実に浸透しています。
最近は5月からスーパークールビズと呼んでいるそうです。クールビズは単なる衣替えというより最近はファッションとしてとらえられるようになっています。ちょうど5月、6月には就職活動が始まる時期ですが、昔と違ってリクルートスーツもクールビズスタイルにかわってきています。確かに夏の暑い日に暑苦しい服装よりは、清潔感あふれるクールビズの方が印象もよさそうです。
クールビズは本来、涼しい服装をしながら、夏の暑い日でも仕事をしやすくして、さらに電力やエネルギー消費も減らすということをめざしているので、快適な職場づくりにもつながっています。
日本では6月と10月が衣替えの時期として定着していますが、これは平安時代からの習わしです。エアコンなどがなかった時代にも夏と冬とで衣服を使い分ける習慣はあったようです。むしろ、便利なものがない時代だからこそ、生活に工夫をこらしていたのかもしれません。
また、衣替えというのは衣類を整理する機会でもあります。洋服の整理というのは普段なかなかできないので、この機会に冬物をクリーニングに出したり、クローゼットの中を整理するとよいかもしれないですね。