投打「二刀流」の大谷選手の原点とは
朝礼ネタ4820 2021/09/19 心理・メンタル投打の「二刀流」で、米大リーグに素晴らしい風を吹き込んでいるのが、エンゼルスの大谷翔平選手です。
先日には、“ベーブ・ルース以来100年ぶり”の快挙が報じられましたが、彼のそのすごさは天才的です。その快挙の内容は本塁打数トップで先発登板というものです。野球の世界での打者としての特長の一つであるレフト側への長打力が産んだ奇跡でもあります。彼はその技術をどこで養ったのかというと、やはり子供の頃の環境にありました。河川敷の練習場では、当時の大谷少年の打球は、ほとんどがライト側の塀をこえて行き、川に入るというすごさでした。
ということで、練習球を失わないために、コーチは左方向に打てと指導したそうです。大谷少年は悩みましたが、とにかく練習を繰り返し、その課題を乗りこえることができたのです。そのおかげで、外角球をしっかりと捉える本塁打が増産されるようになったというのです。この大谷選手の努力から学べることは、現在の自分の置かれている状況に流され、真剣な努力をしていなかったら、天才的打者の大谷はアメリカの地で輝くことはなかったでしょう。
どんなに悪条件でも、知恵を働かせ、試行錯誤し、自身を成長させていくということは、私たちにとっては貴重な教訓だと感じます。まさに人生や仕事において勝利を勝ち取るのは、その人間としての真の強さだと思います。私も、今までの仕事で壁にぶつかった時は、逃げずに前に進もうといつも弱い自分に言い聞かせていますが、皆さんもどうか苦しい時ほど、いかなる逆境をも打ち返す力は、自分のなかに必ずあると信じて、大谷少年のように毎日努力と挑戦をしていきましょう。