パラリンピックが私たちにとって当たり前の存在になったという事実
朝礼ネタ4804 2021/08/27 スポーツオリンピック今日では「パラリンピック」はオリンピックと並んで、当たり前の存在として私たちには認識されています。
オリンピックの後はパラリンピックが行われるという状況はごく自然に感じられるでしょう。
しかし、パラリンピックに関してはずっと昔から存在していたわけではありません。
現在のパラリンピックの原点とも言える大会は1948年に初めて行われており、その後1988年のソウル五輪で初めてパラリンピックという名称が使用されたのです。
つまり、戦前は現在のパラリンピックに相当する大会は存在せず、さらに昭和末期まではパラリンピックという言葉すらなかったと言えます。
しかし、それから一定の月日が流れ、パラリンピックという大会それ自体、そして名称に関しては、完全に社会に浸透しました。
障害者のスポーツという部分は、私たちにとっては縁を感じづらい面がありますけど、それでもパラリンピックの存在を知らない人はほぼいないはずですし、実際にテレビなどで観戦する人は世の中に多くいると思います。
多くの人たちにとって、どうしても縁を感じづらい存在がこうして当たり前の存在になったという事実は非常に大きいでしょう。
したがって、パラリンピックのこうした歴史に関しては、ビジネスの面でも学べる部分が大いにあると考えています。
私は大勢にとって縁がないと思えるものであっても、大勢にとっての関心ごとにする、当たり前の存在するというビジョンを掲げて仕事に取り組んでいきたいです。