自国開催のパラリンピックから学んだこと
朝礼ネタ4790 2021/08/23 オリンピックスポーツいつもオリンピック閉幕後に開かれるパラリンピックですが、正直に申し上げて、日本での関心度はオリンピックほど高くはないように思います。しかし、今回はせっかくの日本開催でしたから、いつも以上に関心を持って見たいと思っていました。
普段あまりハンディキャップをもつ方たちと接する機会はないのですが、パラリンピックを見ていると実にさまざまな状況の方々が世界中におり、器具などの種類も大変多いことに驚きました。そうした人々の生活というのも、テクノロジーの進歩と共に、より心地よく快適なものになっているのだろうと思います。
例えば何らかの事故等によって体に障害を負うことになった方は、おそらくその時には絶望した気持ちを味わったのだと思います。しかし、どこかのタイミングでスポーツと出会い、そこに自分の新たな可能性を見出していく。どのような状況になろうとも必ずどこかに「可能性」があるということは、全ての人に共通することです。特別な場面だけじゃなく、普段からそのようなことを意識していくことで、自分の考え方の幅をぐっと広げることができるのではないでしょうか。
困難があっても、違うアプローチから大きな目標に到達することも、発想の転換により可能になると思うのです。今回はパラリンピックをより身近に感じながら、多くのことを学んだ気がします。人生では絶望することもあると思います。しかし目を凝らせば、必ず可能性はある。だから、いつもどこか力を抜いて、ほどよい緊張感を持ちながら業務に臨んで参りたいと思います。