ディズニーランドのキャストたちから学ぶ夢と感謝
朝礼ネタ4702 2021/06/04 心理・メンタル自己啓発世界的なカンパニーが運営しているディズニーランド、そこで働くスタッフを「ゲスト」と呼ばれているのは皆さんも知っていることだと思います。
創始者であるウォルト・ディニズーの「パークに来た来場者が映画の世界に入り、一緒に感動をつくり上げていきたい」の思いを受け取り、ディズニーランドで働く従業員たちには本来の業務以外にも役割が与えられ、それを演じてほしいゆえに「キャスト」と呼んでいるそうです。
同じく来場者を「ゲスト」と呼びますが、他にも自分に当てられたキャラクターのサインが書けるようになることやゴミを拾う時はすくうように拾い上げることなどキャストたちには独特なルールがあります。
それらのルールは非常に厳重で、ルールを守っているキャストたちは特別に育成された人材かといえばそうではありません。キャストたちのほとんどは私たちと同じ、ごくありふれた普通の人たちです。
そんな人たちが世界的ブランドを維持し続けられている理由は、一言でいうとチームワークです。例えば素晴らしかったキャストへ授与する授与式がありますが、これはキャスト同士の投票で決まります。
その投票用紙にはそのキャストのどこが素晴らしかったか、どんなことがあったかを書き記し、授与の際に本人に知られるようになっています。
大人になれば褒められることはなくなり、「できて当然」といった冷めた態度になりがちです。おまけに誰かの成功にねたみ、勝手に恨んでしまう時もあります。ワクワクとした気持ちを忘れ、ネガティブになっていくばかりです。
モチベーションを維持していくのは大変ですが、少なくとも自分が自分の味方であることを忘れなければ幸せな気持ちはなくなりません。
その幸せな気持ちは自然と感謝となり、自分だけでなく、仲間やお客様に分け隔てなく与えることができます。
自分のためにも、他人のためにも、夢は忘れてはいけないです。