その人間の価値や存在感は、他人が決めるのである。
朝礼ネタ4697 2021/05/29 心理・メンタルこれは亡くなられた野球評論家の野村克也さんが述べられた格言の一部を抜き取ったものです。
野村さんによれば評価というのは主に自己評価と他己評価の2つあって、
多くの人はこの2つの間にギャップがあることで自分がどういう価値のある人間なのかということに悩んでいるように思えたそうです。
野村さんはそれに対して「自分の評価より、他人が下した評価の方が正しいのであるのだからそれを基準に仕事をしろ」ということを言っています。
それはつまり「人は、世のため人のために生まれてくる。人に生かされている。決して、自分ひとりだけでは生きていけない」ということも言っています。
私もそうでしたし皆さんの中でも、自分が仕事を行ってきた中で今自分が行ってきたやり方が果たして本当に正しいのかどうか。心の中で日々自問自答していることと思います。
それは、よりよく自分を成長させるために過去を振り返って反省を繰り返すことを何度も行っていけば自分の悪い部分がボロボロ出てきてしまって当然自己評価が低くなりがちになって自信を失う人もいると思います。
しかし、日々自らを改善しようとする姿、あるいはその成果に対する評価をしてくれている人は皆さんの周りに必ずいます。一緒に働いていれば、誰かが前向きに仕事に取り組む姿や成果を見た時に必然的にモチベーションが上がるものだと思います。
なので、前向きに仕事を頑張り続けても、そのやり方が正しいのか不安に思っている人やその成果に自信がもてない人は誰かがどこかで自分を評価してくれている人がいると信じて地道に仕事を続けていきましょう。