頑張りたいのなら寝て食べてから
朝礼ネタ4671 2021/05/03 社会・経済グルメ目標企業のトップが「何日も寝てなくて」という言い訳を記者会見で言って大ヒンシュクを買ったことをいまだ覚えています。
「不眠不休の」とか「寝ずの」とか、「朝から今の時間まで何にも食べてない」という言葉は、外から見てそう見えたときに使われる表現なのであって、実際には仮眠を取りながらだったり、時間はかけずにエナジードリンクを飲んでいたり、極力仕事ができるチカラはキープしている、ということを意味している場合がほとんどだと思われます。
実際に仕事が終わらなくて本当にまったく眠らずに何日も作業が続いたとしたら、それはそういう仕事を与えた職場か、その仕事を規定の時間内に処理しきれなかった、もしくは処理しようとしない自分か、そのどれかに問題があるワケです。
いずれにしても、人に知られるのははばかられる部類のことだと思います。
特に、人の前に出る仕事をしている私達は、常に上機嫌であり続けるためにも、最高のパフォーマンスが出せる状態に仕上げておくでしょう。
「誰よりも仕事をする」とか「頑張る」というのは、使った時間の量の問題ではありません。
同じ時間の中でどれだけ効率的にたくさんの質の高い仕事をするか、ということだと思います。
頑張ることは大切ですが、頑張ってると気づかれたいという邪念が入ると、頑張りすぎて身体を壊したりしてマイナスになる可能性もあります。
睡眠と食事の時間を引いた部分の時間のムダを排除して、できた時間にいかに集中するか、頑張り失格にならない頑張りを設計するということからスタートさせています。