正直であることが信頼を得るカギ
朝礼ネタ4648 2021/04/10 家族・ペットおはようございます。
今日は私の実家の話をしたいと思います。
私は動物が好きですが、それは実家の両親の影響が大きいのではないかと思っています。
実家では私の幼いころから犬やネコを飼っていました。
今でもわんこを飼っています。
先代のわんこは老衰で死にましたが、なかなか賢いわんこでした。
このわんこが飼い始めて3年目くらいのときに体調を崩して動物病院に連れて行きました。
そのときに血液検査をすることになったそうです。
看護師さんがわんこを抑えて動物病院の院長が注射で血液を採血しようとしたときに、どうやら失敗したらしく、院長は「失敗しました、やり直します」と言ったそうです。
母は正直に失敗したと飼い主に言う院長に感心したと言っていました。
相手が動物ですから、動いてしまったからとか言い訳なんていくらでもできただろうに自分の失敗をきちんと話してくれたのでかえって信頼が増したと思ったそうです。
先代のわんこはその後血液検査もちゃんとできて薬をもらって元気になりました。
そして、老衰で死ぬまでずっとその動物病院に通院して診てもらったのでした。
わんこが死んだあとには動物病院から供養のお花のアレンジメントが送られてきました。
母はとても喜んでいました。
動物病院の院長の態度に学ぶことがありました。
仕事でもたとえ失敗してもごまかしたり嘘をついたりせずに、その失敗を取り戻すような働きをすることで相手の信頼をそれまで以上に高めることができるのです。
嘘は相手についているようで、自分自身にも嘘をついてしまうことです。
正直に仕事をしたいと思います。