社会人、とりわけ入社してから30代ぐらいの間は重要で、この時期は仕事一直線で吸収できるものは何でも吸収してしまおうというくらいで仕事に打ち込む時期だと私は考えています。

いわばスキルアップの時期ととらえて間違いない時期です。

しかし、最近は会社にしがみつかずにセミリタイアするといって、20代からチマチマと小銭を貯めてそれで投資にはげんでいる人がいるらしいです。
もちろん、投資を始めるに当たり、始めに100万円でも200万円でもいいのです。

ただし、そのお金だけでお金を増やし続けるのならばいいのですが、入金投資法でどんとん投資していくやり方はおすすめできかねます。つまり、入金投資法とは、投資でお金をもうけるのではなく、投資するための資金は入金によって増やしていく投資方法だからです。

この方法ですと、投資は積み立て式なので、生活費は削られ続け、投資した金額だけが増えていくという方法です。つまり、この入金投資法ならば誰でも投資を続けることがができるのです。まだ、お給料もそれほど多くなく、しかもお金が何かとかかる若い時期に節約して投資資金を捻出し続ける投資法はあまり効率のいい投資方法だとは私は思いません。

ですから、若い時期は投資をやりたいのならば入金投資法ではなく、株の上げ下げでさやを抜く投資をして元本を大きく増やすことを狙うのがいいのです。

では、そのような回転売買を行う投資で損を出して、投資をやめざるをえなくなったらどうしたらいいのでしょうか。そのような時はきっぱり投資をやめればいいだけです。なぜならば、投資した金額が少ないので、損失は限定的だからです。