最近は貯蓄から投資へのスローガンのもとに今まで投資をやっていなかった人たちが投資の世界に入ってきました。

しかし、いったんこの世界に足を踏み入れてこの世界にどっぷりとつかる人もいますが、多くの人たちは少しだけ取引をしても、「結局もうからない」といって投資の世界から足を洗う人も多いようです。

そのようにきっぱり足を洗うのではなく、もっとずるがしこくこの世界に居座る人たちもいます。それはIPOや公募増資、そして、株主優待lクロス取引を行い、手間をかけて小銭を稼ぐ人たちです。

このような取引で、IPOや公募増資は株式が自分のところの割り当てられるかはどうかはわかりませんが、株主優待クロス取引は基本的に証券会社で信用口座さえ開くことができれば誰でも手軽にできる取引なので、この取引にはまり、どっぷりとこのリスクのない取引だけしか取引しくなります。

しかし、このような取引にはまる人というのは、自分がやっていることは利殖のためにやっていると思っているようですが、実際には指数平均のパフォーマンスよりもその成績は低いので、インデックスファンドを購入しているだけの人の方が資産の運用成績ははるかに高いのです。

このような事実を株主優待クロス取引にはまっている人に話したとしても彼らは目先の利益目がくらみ、リスクなく手に入れることのできる株主優待以外には関心がもてなくなってしまっているので、彼らに何を言っても彼らはその客観的事実に目を向けようとはしません。