新年にやっておいたほうがいいこと
朝礼ネタ4543 2021/01/05 1月投資・資産運用多くの個人投資家は新年を迎えるとその年の大きな目標を立てます。個人投資家が立てる目標というのは、多くの場合その年にいくらもうけたいとかとにかくお金に関することです。
しかし、そのような人たちがいくら目標を立てたとしても「買い」でしかマーケットを見ることができなければ、その年がもし下げトレンドだったのならば、彼らの多くは自分の目標を達成できないままその年を終えてしまうでしょう。
つまり、多くの投資家というのはどのような相場が来てもそれを乗り越えるために何かを目標を立てるのではなく、常に自分にとって都合のいいマーケットが来ることを望み、その中だけで計画を立てているにすぎないのです。
このように人というのは気が付かないうちに自分が都合のいいほうへ世界が動くと考えて、すぐに努力の歩みを止めてしまっているのです。
ですから、個人投資家が新年に自分勝手に目標を立てることもいいのですが、そのような井の中の蛙になるのではなく、新年を迎えるにあたっては、投資の世界で生き抜いてきている著名な大投資家に目を向け、彼らがこの相場という荒波の中をどのようにくぐり抜けてきたのかを調べて見るのも非常にためになる学習だと思うのです。
だから、あなたがもし賢明な投資家を目指すのあるのならば、このような多くの投資家がはまる自分勝手な妄想を描くのではなく、新年には常に相場に対して謙虚な姿勢で臨まなければならないということを肝に銘じる期間だと私は思うのです。