「ほうれんそうのおひたし」で気持ちよい職場環境に
朝礼ネタ4425 2021/01/01 コミュニケーションビジネス効率化最近注目されているすてきなビジネスマナー用語について紹介します。
友人が「ほうれんそうのおひたし」というビジネスマナー用語があることを教えてくれました。
”ほうれんそう”は皆さんが日ごろから行っている「報告・連絡・相談」です。
そして、おひたしは「怒らない・否定しない・助ける・支持する」の頭文字を取ったもので、最近注目され始めています。
私が読んだ記事には、部下からのほうれんそうに対して上司がおひたしで返すことにより、社内の雰囲気が良くなると書いてありました。
おひたしを広めたのはビジネスマナーの専門家ではなく、ある社員で、部下からのほうれんそうを受けて自分自身が取っている行動なのだそうです。
それをツイッターに投稿したところ、多くの反響がありました。
怒る時は頭ごなしに怒らないことが大切です。
なぜ怒っているかを伝え、次はこうすると良いというアドバイスも含めれば、嫌な気持ちにはならないでしょう。
仕事が忙しかったり体調がすぐれないと感情的になってしまうかもしれません。
私も気持ちに余裕がないと、物言いがきつくなることがあり、そのたびに反省しています。
しかし、感情的になってばかりでは、部下は上司の顔色をうかがうようになって委縮してしまいます。ピリピリした職場環境よりも、フレンドリーで暖かな環境のほうが、声掛けしやすいですよね。
無意識に誰かの意見を否定していませんか?
納得が、できなくてもまずは最後まで聞き、その上で思ったことを伝えてみてはいかがでしょうか。
助けたり指示を出すタイミングは難しいですが、やりすぎたら部下の自発的な行動力が育たないのではと思いますし、放置しすぎると冷たい印象を持たれてしまいます。
おすすめは助けを求める時の声掛けを考えておくことです。
「業務を指導する方であれば、どうしても解決方法が見つからなかったら助けを呼ぶよう指示してみてはいかがでしょうか。
その一方で、指導を受ける方は、どのようにやってどのような結果が出たか、何に困っているかを明確に伝えられると良いと思います。
「ほうれんそう」がしやすい環境について、私も今一度考えてみたくなりました。
そして、「ほうれんそう」を受けたら「おひたし」で返せる人になりたいです。
今日から皆さんで心掛けていきませんか?