拾う神に感謝![夢]を大切にする素敵な方
朝礼ネタ4421 2021/01/01 尊敬する人拾う神に感謝![夢]を大切にする素敵な方
「財布落としたでしょ?」
朝、実家の弟嫁からのラインコメントを見てはっとした私。
「警察から電話来たよ」
と二言目のコメント。
私、血の気が引いたのです。
慌てて前日持っていたバックをゴソゴソ。
ない…。
財布がない~。
私のスマホは夜9:00を過ぎると翌朝7:00までサイレントモードになるように設定してあります。
私は酔っぱらっていてきっとご機嫌でお風呂に入ってすぐ寝たのですね。
朝起きてスマホを見ると記憶にない固定電話から着信があったので、誰だろうと思いました。
警察だったのですよ。
弟嫁にお礼を言って速攻、警察へ電話しました。
以下経緯説明です。
私はこの前夜、帰りが遅くなりました。
確か飲み会に参加していたのでしょう。
それで家の前までタクシーで帰りました。
タクシーから降りる時、もちろん運賃を支払っているのです。その時、財布を出しますよね。
タクシーを降りた時、バックに財布をしまったつもりが入っていなくて多分道に落ちたのですね。
そのあとで通りかかった方が交番に届けてくれました。
そして財布は交番から最寄りの警察へ移動し、私は中を確認したのです。
当時の職場では部署の連絡網を名刺大のカードにしてくれていました。
私はそれを財布に入れていたのです。
カードの欄には携帯電話の番号とともに実家の番号が書いてありました。
カード入れにはクレジットカードなどもあったので、私の名前はそれで判明したのでしょう。
それを見た警察の人はまず携帯電話にかけたけどもつながらないので、実家にかけたということを私の行動と記憶などから導き出しました。
この電話で昨日の夜に財布を拾ったと交番に届けてくれた人がおり、現在は警察で預かっているので取りにきてくださいと言うことでした。
さらに拾い主の名前と番号を聞いているので電話すること、財布にある金額の1割から2割をお礼として払うよう言われました。
この日は仕事も休みだったので、早々に警察へ行ったのです。
警察では書類に記入させられ、拾い主の名前と連絡先を書いたメモを渡されました。
私は家でさっそく電話して本当にありがとうございましたと感謝の気持ちを精一杯言ったつもりです。
それとお礼のお金を差し上げたいと言ったものの、その方は「いりません、当たり前のことをしただけです」とはっきり断られました。
その方のお住まいが少し離れた場所で私は車を持っておらず、財布に現金は恥ずかしいぐらいしか入っていなかったのです。
と言ってもクレジットカードやキャッシュカードも入っていたので、もし悪意ある人に拾われていたらと思うと今もゾッとします。
いろいろ考えた末に警察で頂いたメモに住所の記載があり、そのあとでお礼の手紙と財布にあった現金の2割程度の金額のクオカードを入れて出したのです。
この方は車からわざわざ降りて財布を拾い、交番まで届けてくださいました。