理想とは異常な状況であると捉えるべき
朝礼ネタ4380 2021/01/01 ビジネス身近な法則人は何かしら理想と掲げるものを心の中に持っていると思います。
しかし、たいていの場合、その理想とされるものは「異常」と評価できるものです。
というのも、理想というのは人間が普通の生活している中で実現するのが難しいと感じるものだからです。
その理想は私たちの日常の中には存在しない、つまり平常ではないという言い方ができるでしょう。
例えば、世界には平和を願っている人がいますが、この平和という状態はまさに異常と言えるはずです。
平和を願っている人間は昔からいたはずですし、そういう人間がこの世から消えたことは1度もないでしょう。
つまり、平和という状況はそれだけ実現させることが非常に困難であり、平和じゃない状況が完全に平常になっていると評価できるわけです。
こういった感じで、私たちが理想としている状況は常に異常と捉えるべきと言え、その実現のためには手段そのものも異常である必要があると思います。
常識的な手段で異常な状況を実現させることは極めて困難であり、多くが首をかしげるような手段を選ばないと、その理想は達成されない場合があるはずです。
人々が理想として掲げていることの本質を理解することがまず大切ではないでしょうか?
私にも仕事をしていくうえで理想と言える状況はありますが、それを実現するために必要な異常なプロセスをとっていきたいです。
常識的な発想ではなく、ときには非常識な発想こそが成功を生み、会社にとっても望ましい状況を発生させるものだと考えていますから。