大切だと思ったことが相手の頭の中に残っているとは限らない
朝礼ネタ4346 2021/01/01 心理・メンタル仕事をする中では、いろいろな人たちと話をする機会があります。
営業や商談をするようなときには、そういった人たちの無意識の行動というのも考慮していかないといけないのです。
例えば、「カクテル・パーティ効果」というのは多くが知っておくべきと言える知識です。
これは無意識のうちに、自分にとって都合のいい、望ましいと感じる部分だけを切り取って頭に中に入れているというものです。
意識的にやっているわけではないものの、気が付いたら特定の部分しか頭に残っていないということがあります。
したがって、こちら側が話したことが全て相手の頭に残るか?というと、そうではないので、その点を認識しておかないといけません。
つまり、自分としてはすごい重要なことを言ったつもりでも、相手の頭にはほとんど残らないということもありえるので、そこを認識しておきましょう。
そうなれば、本当に重要なこと、相手の脳裏に焼き付けたいことは繰り返すことが本当に重要です。
1度言っただけでは、相手に伝わりづらいということが言えるわけですから、少しでも相手の頭に残すためには、それだけ印象付けることもありなのです。
だから、1回ではなくて何度も繰り返して、それによって印象付けるという策も必要と言えます。
私は仕事において話をするときには、大事だと思ったことは何度も繰り返して、確実に脳裏に焼き付けるという意識を常に持って、そういう姿勢で取り組んでいきたいと思っています。