心技体ではなく体技心
朝礼ネタ4220 2021/01/01 ビジネス体調管理スポーツの世界ではよく、「心技体」といわれます。文字通り、心と技と体がすべて充実していることが大切だという意味の言葉です。
しかし以前、元プロ野球選手で三冠王を3回も取り、監督としても中日ドラゴンズを常勝チームにした落合博満さんの本に、「心技体ではなく、体技心の順に大切だ」と書かれていたのを読み、なるほどなあと思いました。
確かに心は重要です。意志や緊張感がなければ、良い仕事もできないでしょう。また、少々体調が悪くても、スポーツ選手でない我々のようなビジネスパーソンは、それを気持ちで補うことも可能です。
しかし個人的な経験から申しますと、いくら気が張っていても、寝不足だと頭がうまく働かない気がしますし、風邪を引きやすいです。そして痛いところがあると、気が散って仕事にも集中できません。そもそも大病をしてしまったら、仕事どころではありません。
ですから結局、長期的・持続的に良い仕事を続けていくためには、スポーツ選手ではないわれわれにとっても、一番大切なのは「体」なのではないでしょうか。健康で体力が充実していて初めて、良い仕事を続けられると思うのです。
以前は夜更かしして運動もあまりせず、好きなものばかり食べていた私ですが、今はストレッチや筋トレ、ランニングを定期的におこない、睡眠もできるだけ取るようにして、バランスの良い食生活を心がけています。そしてそのせいかやはり、毎日の疲れやすさが減り、以前より元気に仕事に取り組めるようになりました。
まず「体」を充実させることを、皆さんにもおすすめしたいと思います。