保健所のペット殺処分は安楽死ではなく苦しみながらの窒息死
朝礼ネタ4181 2021/01/01 家族・ペットみなさん捨て猫や捨て犬は毎年、何匹ぐらいが保健所で処分されていると思いますか?
統計によると2017年は約4万3千匹が保健所で殺処分されたそうです。
これでも10年前よりはずいぶんと減りました。
保健所の殺処分は安楽死というイメージがあるかもしれませんが、実は炭素ガスによる苦しみながらの窒息死です。
5分~20分程かけて炭酸ガスを注入し、動物たちは苦しみながら死ぬそうです。
安楽死は病院ですると1回に5000円~15000円ほど費用がかかるので、費用がかかる安楽死よりも安い炭酸ガスによる窒息死が長年行われています。
保健所に持ち込まれる犬は、野犬よりも首輪が付いている犬がほとんどだそうです。
つまり人間に飼われていた犬が迷子になったか、飼い主が飼えなくなって棄てたかのどちらかです。
老犬も多いそうです。
犬でも年取った犬の介護は本当に大変ですから、介護が出来なくなって棄てられる犬も多いのでしょう。
保健所に収容された動物は平均3~7日で殺処分されます。
その間に飼い主が引き取りに来れば良いですが、来ない場合はそのまま殺処分になります。
また飼い主自身が保健所に持ち込んだ場合は、ほとんどすぐに殺処分されるそうです。
また動物実験にまわされる動物たちもいます。
平均3~7日という意外と短い時間で殺処分されてしまうので、ペットが行方不明になった場合は、まずは保健所に問い合わせる事が大事です。
また、ペットを飼う時はただ「可愛い」というだけでなく、老後の面倒までみないといけないというところまでしっかり考えて飼う事が大事です。