+10分が余裕を生む
朝礼ネタ4129 2021/01/01 ビジネス時間管理今朝は、マージンについてお話ししようと思います。
マージンというと、みなさんが思い浮かべるのは、打ち合わせ資料をより見やすくする余白のことだと思います。
しかし、今回は目に見えるマージンではなく、時間のマージンについてお話しします。
みなさん、1日の仕事のスケジュールにはマージンを持たせていますか?
クライアントへの訪問や会議の時間の前後には余裕を持たせているのに、デスクワークのスケジュールは作業時間だけを積み重ねていませんか?
と言いますのも、恥ずかしながら私がそのタイプでしたので、どうしても終業間際にバタバタしてしまうことが多かったのです。他にもこういう仲間がいらっしゃるのでは、という淡い期待を込めて告白します。
さて、その私が、最近は終業間際にバタついていないことにお気付きの優しい方はいらっしゃるでしょうか。
実は、デスクワークにこそ、前後の空き時間、マージンが必要なのだと気づいたのです。
デスクワークのスケジュールを立てる時に、作業時間だけを入れていると足りません。なぜなら、電話応対、書類の確認などの雑務が入りがちだからです。営業中や会議中の比ではありません。
それにみなさん、お手洗いや給湯室に行く時間も、スケジュールには入れないですよね。生命活動として絶対外せない行動にも関わらず、です。
私はこのことに、お手洗いに並んでいる時に、スケジュールが崩れた!と、唐突に気づきました。
それ以来、各作業の見積もりに、+10分するようにしました。
すると、他部署からの電話応対に時間がとらへてしまったと焦った日ですら、余裕をもって仕事を終えられるようになったのです。
デスクワークこそ、時間のマージンが必要です。
心当たりのある方、ぜひ試してみてください。