水晶と間違えられていたトパーズという宝石
朝礼ネタ4004 2021/01/01 11月11月の誕生石というと、トパーズというものがあります。
このトパーズという石はいろいろな色のものが存在するものの、透明に近いものも存在し、それは水晶と同じものであると考えられていた時代もあったのです。
現在ではトパーズと水晶は全く別ものという認識ではありますが、昔は水晶との区別ができず、透明なトパーズは水晶と混同されており、そこまで高い価値を有する石とは見なされていなかったのです。
しかし、水晶よりも輝きがよりはっきりしていると気付いた人がいて、次第に両者は区別されるようになり、後にトパーズという石であることが判明します。
そして、トパーズは非常に希少価値が高い、高価な石として評判になり、現在に至るのです。
トパーズの中でも透明なものに関しては見た目が水晶と同じに見えて、価値が低いと思われていたときもありますが、微細な違いに気付いた人がいて、それによってトパーズはすごい価値が高い石なんだということが広まったのです。
つまり、一見同じものに見えるものでも違いに気付ける人にとっては、全く別物であるということが言えます。
私たちが仕事をしている中でも、他社の製品やサービスと同じようなものを作ってしまうようなときがあると思います。
しかし、同じというのは一見すればということであり、よく観察すると大きな違いがあると言えることは多々あるはずです。
私が仕事をしていく中では同じような面を持っている製品、サービスでもきちんと細かく見てもらえれば違いに気付ける、これにしかない魅力に気付くことができる、そんなものを考えていきたいと思っています。