話し方を訓練すること
朝礼ネタ3718 2021/01/01 コミュニケーションビジネス差し支えがあるので誰とは言いませんが、その人と話をしていると、私はイライラしてくるのです。
先日もこんなことがありました。
私が運転する車にその人を乗せてとある場所に行きました。ここでは判り易いように市立病院にしておきましょうか。
その時はその人が案内してくれるというので、私は行先を知りませんでした。
いざ、車に乗り込むと、その人は「○○の交差点」と指示しました。
仕事の事やそうでない事などをお喋りしながら、私たちは車で走りました。
目的の交差点が近づいてきました。
私は、交差点を直進するのか、右左折するのか、はたまた止まるのか、どうしようと考えていました。
その人が案内すると言っていたので、指示があるものと待っていましたが、一向に何の指示もありません。
とうとう私は、「交差点どうしますか?」と問いました。
かの人は「おお、悪い。うっかりしてた。」と慌てて右折を指示しました。
そして「ここに入って」と示したのは、誰でも知っている市立病院でした。
それなら始めから市立病院と言ってくれれば良いのにと、私は思いました。
なぜその人がわざわざ市立病院を示さず、近くの交差点を指示したのか私には訳が分かりません。
一言で済むはずの指示を、交差点と病院の二回に分けて行うメリットがどこにあるのでしょうか。
メリットどころかうっかりと指示をし忘れて、私が問い掛けるという要らない手間が増えました。
細かい事を言うなら、私には「交差点どうすんのかな?」という必要のない心理的負担もかかりました。
最初に市立病院と指示があれば、全く起こらなかったドタバタです。
どうでも良いような些事に思えますが、コミュニケーションとはこんなこまごました事の積み重ねです。
特にビジネスにおけるコミュニケーションは要領よく簡潔に行い、そして明確に正しく意味が伝わることが大切です。
そのためには常に心掛けて訓練していなければなりません。
でないと余計な手間や負担が増え、最悪は行き違いで取り返しのつかない失敗にがることさえあるのですから。