ビジネスでコンコルド効果を応用することの意味
朝礼ネタ3647 2021/01/01 心理・メンタルビジネスで応用できる心理テクニックにコンコルド効果というものがあります。
これは継続的な費用を捻出することが、損をすることという認識でありながらも、その捻出自体をやめることができない状況を指しているのです。
金銭だけではなくて、時間などを使うこともこれに含まれますが、実体験があるという人も多いのではないでしょうか?
例えば、何かしらのコレクションをしているような人は、それを最後まで集めないと気が済まないような感覚になるようなケースがあると思うのです。
あるアーティストのCDやCD、Blu-rayなどを集め始めたら、欲しいと大して思わないものまでも買って集めないと気が済まないような状況が例として挙げられます。
そこでお金をかけるのをやめると、今までお金をかけてきた分が無駄になってしまうような感覚に襲われるのでしょう。
お金をかけ続けるとそれも無駄には違いないとしても、そこでやめることはさらに大きな無駄を生んでしまう、今までやってきたことが全て無意味になってしまうという思考が存在するのです。
そういった心理というのはビジネスにも使えるはずです。
人間はどうしても非合理的な行動をとってしまう生き物なので、そういった部分を考慮したうえで戦略を考えていくことが重要ではないでしょうか?
私は消費者の心理状況も的確に分析したうえで、ビジネスに関するアイデアを練ることをしていき、そういった部分からも会社に貢献をしたいと考えています。