「ありがとう」が与える影響
朝礼ネタ298 2021/01/01 コミュニケーション皆様はこんな実験の話をご存知でしょうか。
同じ水を二つの容器に分けて入れ、1つの容器には「ありがとう」と書いた紙を貼ります。
もう1つの容器には「ばかやろう」と書いた紙を貼ります。
2つの容器の水を結晶化させると、「ありがとう」と書かれた方には美しい結晶が現れたのに対し、「ばかやろう」と書かれた方は結晶ができなかった、という話です。
「水にさえ、言葉の良し悪しが伝わる」ということなのですが、これを聞いたとき私は「人間だってほとんど水でできているのだから、ありがとうなど良い言葉をたくさん聞いた人間はきっと良い人になるのだ。
逆に、ばかやろうとかネガティブな言葉を多く言ったり聞いたりしていれば嫌な人間になるのではないか」と思いました。
なんだかとても感銘を受けたのです。
ですので、詳しいことを知りたいと思ってインターネットで検索して、この話が科学的にまったく証明されていない、いわゆる「エセ科学」とされていることを知った時は「嘘だったんだ!」とショックでした。
でも、私が素直に思ったこと「『ありがとう』をたくさん聴いた人間は良い人になる」、これだけは間違っていなかったと今でも思います。
特に「ありがとうございます」はマジックワードである、といいます。
マジックワードとは、いつ発しても、誰のことも不快にしない言葉ということです。
言われてうれしい言葉は、人の気持ちを楽にして、ストレスを消します。
心と体の大敵であるストレスを拭い去る言葉、これを日常的に言っている人間は、はつらつとして余裕のある人間になれる。
そして、「ありがとう」をたくさんかけられた周りの人間もまた同じである。
私はそう思います。
仕事をするうえで、「ありがとう」は不可欠な言葉です。
些細な事にも感謝の言葉を述べることで、自分自身のみならず周りの人間をも明るくし、仕事を円滑に進めることができます。
そのことを忘れずに、今日も1日がんばりたいと思います。