フィードバックでは原因をどのように捉えるか?が重要
朝礼ネタ2676 2021/01/01 効率化規則・ルール仕事をするうえではフィードバックは非常に重要であり、これが大きな結果を生むこともあります。
フィードバックをしない状況は、逆に言えば大きなチャンスを逸しているとも評価できるのです。
それはどんなチャンスか?というと、失敗を成功に変えることができるチャンスです。
フィードバックは何かしらの問題点を後から発見し、それを今後に生かしていくための機会です。
したがって、フィードバックの機会を設けることは非常に重要であることは言うまでもありません。
しかし、このフィードバックに関してはやり方も大切であり、とりあえずやればいいというものではないと思います。
やはりフィードバックのやり方についてもきちんと考えておくべきではないでしょうか?
フィードバックは結果から原因を分析していく作業とも言えますが、このときの原因の捉え方が重要です。
因果関係を説明できるものに関して、失敗の原因として捉えていくことが必要ではないか?と思います。
相関関係しか見いだせないもの、つまり「たまたま」と言えてしまうものに関しては、必ずしも原因とは言えない場合があるでしょう。
つまり、フィードバックを効果的に行うためには、原因を特定することが大切ですけど、きちんと原因として説明できるもののみ扱うことが重要だと思います。
原因としての説明ができないものは、原因とは言えない可能性が含まれるため、それを特定の失敗の原因として捉えるのはリスキーです。
私は仕事において、フィードバックは常に行っていきたいと思っていますが、原因そのものを認識するときには慎重に行いたいと考えています。