投資の本質は今も昔も変わらない
朝礼ネタ2618 2021/01/01 社会・経済「投資を始めてみたいけれど、何から始めたらいいのかわからない。」とか、「投資なんてギャンブルみたいなものだからちょっと勝っていてもそれをやり続けていたら最後は必ずすっからなんになる。」などと投資に対して多くの日本人はそのように考える傾向にあるようです。
しかし、たくさんの日本人がそのように考えるのにはそれなりの理由があるのです。多くの先進国では不動産は長くもていればその価値は上がって行きます。しかし、日本はごく一部の土地は上がっていますが多くの地方では不動産の価格は横ばいで上がらないどころか下がっているのです。
そのような日本ではトピックスや日経平均株価も上がりっぱなしということはなく上がったり下がったりを繰り返しているのです。しかし、米国株は上がり基調ですし、先進国の不動産もその傾向が見られます。
このように日本という国が世界の中で特殊なので、多くの日本人は「投資」に対してあまり肯定的にとらえていないので彼らは投資というのは日本国内のものを安く買って高く売り、また安くなった時に買い、高くなったら売りという投資方法しか知らないのです。
しかし、世界経済規模が拡大している国ではそのようなことは考えずに投資とは「買ったらほったらかし」という極めて単純な投資ができるのです。
ですから、我々日本人も日本国内だけに投資する方法を考えるだけではなく、世界を見て投資戦略を考えていかなくてはならないのではないかと私はとよく思うのです。