キウイフルーツの選び方と保存方法
朝礼ネタ2582 2021/01/01 食事「ニュージーランドにしかない」と思いがちですが、国産のキウイフルーツが12月~3月にかけて旬を迎えます。
そんなキウイフルーツをせっかく買ってきたのに、硬かったり、酸っぱかったりして美味しくなかったら、がっかりしてしまいます。 爽やかな香りと、酸味と甘味のバランスが抜群の熟したキウイフルーツの選び方と保存方法をお伝えします。
美味しいキウイフルーツを見分けるには、表面の毛の状態を見ましょう。 淡い褐色の産毛がまんべんなくついたきれいな楕円形をしたキウイフルーツは、果肉が緑色です。産毛がほとんどなく、細長いキウイフルーツは、果肉が黄色や赤色です。
キウイフルーツに傷やへこみがないか、よく見ましょう。
ヘタの周りを触って、弾力があれば食べごろです。 ヘタの周りが極端に軟らかくなっていたら、鮮度と味が落ちているかもしれません。 硬かったら、追熟させたあといただきましょう。 表面に殺虫剤が残っている可能性があるため、流水でこすったあと厚めに皮をむいていただきましょう。
完熟する前に収穫するキウイフルーツは、熟してから出荷しています。 食べごろがぴったりだったり、もう少し追熟させたりすることがあります。 そのため、キウイフルーツの様子を見ながら適切に保存する必要があります。
果実が硬いキウイフルーツは、真ん中の白い芯の部分が特に酸っぱいため、食べごろまで追熟させなければいけません。
乾燥しないように、ポリ袋に入れるか、新聞紙に包み、常温で置いておき、キウイフルーツのフルーティーな香りが漂い、果実が軟らかくなったら、食べごろです。
20℃前後の環境であれば、数日から1週間ほどで食べごろになりますが、より暖かい20℃を超えると、追熟が進み過ぎ腐りやすくなるため、注意が必要です。
早く追熟させたいのであれば、追熟を進めるエチレンガスが含まれている、りんごとバナナをポリ袋の中に一緒に入れましょう。
食べごろの果実が軟らかいキウイフルーツは、ポリ袋に入れ、野菜室で保存し、2~3日以内になるべく早くいただきましょう。
食べきれないならば、皮をむき輪切りにしたキウイフルーツをラップに包み、冷凍庫で保存し自然解凍していただきましょう。
熟したキウイフルーツを見極め、酸味と甘味の美味しさを満喫しましょう。