お金は持っているけれど
朝礼ネタ2485 2021/01/01 身近な法則社会・経済インターネットを使ってFX取引、もしくはブログをやったりユーチューバーをやったりして短期間で巨万の富を手に入れた若者たちがいるようです。彼らは彼らの才能と時代が合致したので、彼らに巨万の富がもたらされたのでしょう。このような成功者たちというのは、けちけちしないでお金をある程度使っているイメージがあります。
しかし、株式取引でじわじわと何十年もかけてお金を増やした人というのは非常にケチな感じの人たちが多いように感じます。彼らは、口をそろえて「自分には投資のセンスがなかったので、コツコツ節約して、それで株式を購入してなんとか億の金を手に入れたのだから、そのようにつらく苦しい思いをして手に入れたお金を使えない」ということをよく口にして、彼らは億単位のお金を保有しているにもかかわらず、新卒のサラリーマンよりも貧しい暮らしをしている始末です。
どうして彼らがある程度の富を手に入れても未だにケチな生活を送っているのかを私なりに考察すると、それは彼らは自分が能力がないということを自覚しているので、今あるお金をもし使ってしまたら、また稼ぐことができるかどうかわからないというよりもむしろ、次は稼ぐことができないということを無意識のうちに理解しているので彼らは自分のお金と物とを交換することに対して異常なまでのこだわってしまっているのです。
だから、彼らはある程度の金をもっていてもそれを使って人生をエンジョイしきれないのです。