有意義な「藪入り」の過ごし方
朝礼ネタ2290 2021/01/01 1月「薮入り」とは、住み込みの奉公人や嫁いできた嫁が実家へ帰る事ができる休日のことで、お正月の1月16日とお盆の7月16日が藪入りの日に
あたりました。日曜も祝日もなかった昔は、小正月(1月15日)が終わって初めて奉公人にもわずか2日の休みが与えられたといいます。
今でこそ、働き方改革ではありませんが最低でも年に5日の有給休暇を取得することが義務づけられています。さらに年々祝日が増えることで
長期休暇を取得する人が多くなりました。特に今年のゴールデンウィークは10連休となり、海外へ行く人も多かったのではないでしょうか。
そんな時にはどうしても気のゆるみが生まれがちです。休みの前に仕事を片付けてしまおうとして雑な仕事が目につきます
たとえ、その間にトラブルが起きたとしてもあなたはすでに機上の人です。一方で空港から直接出社のような人も目にします。
真夏の海外から帰ってきて、時差ぼけのままで明日の会議の資料はできていますか。
仕事が煩雑になっている現代において、日頃のストレスを解消するのは大事なことです。しかしそんなあなたのバカンス中もあなたの仕事を
支えてくれている人があなたのまわりにいるはずです。あなたにも休暇があるように、その人にも休暇をとる権利があります。
休暇はとってあたりまえではなく、そういう互いの負担を考えて余裕を持った休暇の計画を立てることが大事だと思います。
お互いに有意義な休暇と仕事をとってください。