スリーパー効果を意識した戦略
朝礼ネタ2267 2021/01/01 コミュニケーション人は丁寧な仕事を積み重ねていくうちに信頼を得ていくということがありますが、そういったものはスリーパー効果というもので表現ができます。
これは何度も何度も同じ人に接触をし、同じ時間を共有することで、どんどんその人自身が、その人が話す内容が信頼できるように感じるというものです。
このスリーパー効果というのは、いろいろな面で実は見られるものです。
例えば、初対面の状況ではその人の素性がよくわからないということが言えますけど、何度も会って話をすれば、だんだんその人のことが理解できてくるはずです。
そういった状況は実際によくあると思われるのですが、会社員としては営業担当などは特に意識したい部分と言えます。
営業というのは、やはり相手に信頼されることが重要になるのですが、そういった際にはスリーパー効果を意識して相手に接すると良いのです。
1度で相手に理解してもらう、信頼してもらうとは思わない方が良いと思うので、何度も同じ相手に会うという、長期戦で挑むことも重要でしょう。
そういった細かいケアをしていくことで、時間をかけてでも自分への信頼を高めて、それにともなって商品やサービスへの理解も深まっていくはずです。
私は営業担当として、相手の信頼を獲得するために結果をすぐに求めることなく、長期的に仕事をしていくというスタンスでいたいと思っています。
そういう心がけが、結果的に会社の業績にも貢献できるということになると思いますから。