新しいという言葉のちから
朝礼ネタ2145 2021/01/01 自己啓発漢字の『新』しいという文字を、いくつかの漢和辞典でひいてみました。
どの辞典も、冒頭の部分ではだいたい、まあわかりやすい、
初めてなさま、とか、
その状態になってから時間が少ししか経っていない、とか書いてありました。しかし、読み進めていくと、こう書いてあるものがありました。
以前のものと違っている、
今までになかった進んだもの、
改めて行うさま、
生きるために必要な力を持っている。
さらにはこのように書いてあるものもありました。
汚れを取り去って出直す、
悪い点、足りない点を良い方へ変える。
新しいという文字自体は、小学校2年生の時に習うような簡単な文字ですが、こうやって解説文で読んでみると、今まで何となく、ぼんやりと捉えていた文字の意味が、一味違って感じられます。
以前は、シンブルに、新しいのはうれしいとか、ワクワクするなどといったイメージしか持っていなかったのですが、新年度、新人、新体制、など、単なるリセットするという意味ではなくて、思っていた以上に、期待感が込められているのだなあと感じました。
後ろを振り返ってはいけないのだなあ、と感じました。
昨日より今日、今日より明日、
新しいものにはそもそも、今までとは違う、生きるために必要な何かを持っていて、悪い点、足りない点を良い方向に変えていく力がある、なんて勘違いかもしれませんが、そんな言葉の力を信じてみるのも、少し後押しが欲しいなと思う人生の折々には、良いのではないでしょうか。