火災による被害を未然に予防する取り組み
朝礼ネタ203 2021/01/01 3月安全冬の寒さもひと段落し、段々と暖かくなってきましたね。春の訪れを実感します。
さて、全国火災予防運動というのをご存知ですか?春季と秋季に一度ずつ設けられた火災予防に関する啓発活動のことです。
具体的に時期を言うと春季は毎年3月1日から3月7日、秋季は毎年11月9日から11月15日と定められております。
さて、この運動なのですが、元々はアメリカで行われていたものらしいのです。
本国アメリカでは火災予防週間といって、1871年10月9日に発生したシカゴ大火を記念してこのような啓発活動を行うようになったと言われています。
日本でも同種の防火運動を実施していたこともありまして、北丹後地方地震による火災被害を教訓とした防火運動というのがありました。
北丹後地方地震というのは1927年3月7日に発生した災害です。
そしてその3年後である1930年3月7日に大日本消防協会によって防火運動の日が制定されました。
他にも3月というと東京大空襲や東日本大震災があった月にもなります。東日本大震災はまだ記憶にも新しい出来事ですね。
以上のことからも3月というと火災や地震など災害のイメージが付き纏う月のように感じます。
火災による被害は未然に防ぐことが肝心であります。
火の元の確認を常に意識して生活していきましょう。
また、災害が起きないに越したことはありませんが、地震などどうしても起きてしまう災害もあります。
それに備え常日頃から災害に対する防止策をできる限り済ませておくことが重要です。
もう一度皆さんの防災に対する意識を見直して、いつ災害にあっても被害を最小限に抑えられるようにしておきましょう。