飲食店での一幕を聞いて気付いた思考を転換させることのメリット
朝礼ネタ1859 2021/01/01 故事ことわざ食事先日、友人からこんな話を聞きました。それは「飲食店でお目当てのメニューが売り切れで食べられないと分かった時、その飲食店から立ち去る勇気がない」という話です。お目当てのメニューがあると思って飲食店に入ったのにそれが提供できないとわかったら期待ハズレですので、確かにその飲食店から立ち去りたくなりますよね。
でも、私はそれを聞いて「何かの縁だと思って他のメニューを注文すれば良いんじゃないの」と、切り返しました。飲食店では、しかたなく頼んだ他のメニューが案外美味しかったということが結構ありますよね。
災い転じて福となすではありませんが、一見悪いように思えていたことが思わぬ幸運をもたらすことはわりとあります。また、飲食店に対するマナーという点でも、1度入店したらよっぽどのことがない限り出ないほうが良いと思います。店員さんとコミュニケーションを取りつつその場での食事を楽しむよう考え方を切り替えられれば、マイナスの感情は小さくなるでしょう。
これは飲食店の例ですが、ビジネスでも事前の希望や予想の通りいかないことがザラにありますよね。計画が頓挫して右往左往するなんてことは、日常茶飯事です。問題はその局面に向き合った時の対応力、思考の転換ではないでしょうか?
思考を上手に転換させることができれば、不利な立場からの形勢逆転も十分見込めます。思い通りにいかなかったらつい不満をこぼしたくもなりますが、そこからさらにもう一段階先を考えられるようなビジネスマンになっていきたいです。