男の子向けと女の子向け
朝礼ネタ1813 2021/01/01 趣味世の中にある娯楽作品は、性別による区分けをされていることが多いです。
ジャンプやマガジンといった少年誌は男の子向けである一方、りぼんやなかよしなどは少女漫画、即ち女の子向けだという認識の方が多いでしょう。
仮面ライダーやウルトラマンといった特撮ヒーロー作品は男の子向けのイメージを持たれがちです。逆にプリキュアやセーラームーンなどの変身ヒロインものは女の子向けに分類されます。
私は思うのです。娯楽作品を性別で分けることが果たして正しいのかと。
私は子供の頃からウルトラマンなどのヒーローが好きでしたが、一方で少女漫画が原作のアニメなども普通に見ていました。
今でも、少年漫画と少女漫画の両方を読んでいます。
どのような作品を好むかには個人差があり、決して性別によって決定されているわけではないのです。
しかし、子供の頃から性別による区分けに馴染んでいるとそれが当たり前のことだと思ってしまう人もいるでしょう。
例えば、「男性なので少女漫画を買うのは恥ずかしい」と感じる人もいるのではないでしょうか。
ですが、男性が少女漫画を読んで楽しんだって、何の問題も無いはずです。
また、「特撮ヒーローは男のものだから女は入ってくるな」というような狭量な人も残念ながらいます。
幼い頃から植え付けられてきた固定観念によって、楽しめるものの幅を狭めてしまうのはもったいないです。
私は将来的には「男の子向け」「女の子向け」という区分け自体を無くすべきだと思っています。
性別に関係なく、好きな作品を自由に選んで楽しめる社会が望ましいのではないでしょうか。