申年に赤いパンツをはくとよいと言われる理由
朝礼ネタ178 2021/01/01 1月故事ことわざ申年になると、ショッピングセンターやデパートなどで、赤い下着を売っているのをよく見かけるようになりますが、申年に赤いパンツをはくとよいといわれるのはどうしてでしょうか。
申年の「サル」にかけて、病気が「サル」という意味や、そこから関連して魔除け、厄除けの意味があるといわれています。また、赤は縁起の良い色とも言われています。還暦のお祝いでも赤いチャンチャンコを着たりしますよね。
江戸時代には、赤い色のものを身につけると厄除けになる、と言われていたそうで、古くからの日本の言い伝えと言えそうです。申年に赤いパンツをはくと、年をとっても下の世話を受けなくてもいい、自立した生活ができる、とも言われており、中高年の方に特に赤い下着は喜ばれているようです。
赤い下着というと、「パンツ」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、シャツも赤いものがたくさん売り出されています。イオンやイトーヨーカドー、またはワコールなどいろいろなメーカーから出されているようです。
中には、「赤いパンツは洗濯して干すときに恥ずかしい」とのニーズにこたえて、外側は白色の普通のパンツだけど裏地が赤色、なんてアイデア商品もあるそうです。
また、赤い下着を縁起物とする国は、日本だけではないようです。情熱の国イタリアでは、赤は幸運の色とされていて、パーティーの時にはドレスの下に赤い下着をつけたり、男性から女性に下着をプレゼントするときにも赤が人気だそうです。
申年にちなんで、外国人の友達に赤い下着をプレゼントするもの喜ばれるかもしれませんね。