箱根駅伝に学ぶ、助け合いの大切さ
朝礼ネタ169 2021/01/01 1月風物詩・季節行事今や、お正月の恒例行事となった箱根駅伝ですが、今年も2日間テレビに釘付けになりました。
たまたま私の母校が出場したということもあるのですが、箱根駅伝には毎年たくさんのドラマがあるので、見ていてとても感動しました。
昨年はシード権を獲得できず、今年は予選会から参加して見事本大会に出場したチームの話題や、長年シード権を確保してきたチームのシード落ちなど、涙なしでは見られない場面も多々ありました。そういった各チームの様子も映し出されるので余計に感動するのですが、なかでも一番涙するのはタスキが途切れてしまう瞬間です。
本番で走る選手10人たちは、登録されなかった部員の分まで頑張るのですが、それでも繰り上げスタートになってしまったり、棄権してしまうこともあります。
本来の力を発揮できなかった選手の気持ちを思うと、相当辛いだろうと感じるのですが、周りのチームメイトの励ましの言葉にはきっと救われているはずです。
しばらくは不甲斐ない自分を責めてしまうでしょうが、他の部員のサポートでまた明日へ立ち向かっていけるのだと思います。
駅伝を見ていて思うのですが、結果はともあれ、一緒に毎日を過ごしてきたこと、厳しい練習を仲間と耐え抜いてきたことが、選手本人にとって一番の財産であるような気がしました。
私たちは駅伝をしているわけではありませんが、仕事もある意味では毎日駅伝をしているようなものだと思うのです。
今日という日から明日という日へタスキをつなぐ毎日を過ごしているのです。
そして、それは自分だけの力ではなく、周りのサポートがあってこそ続いているのだと思います。
つい忙しさのあまり、同僚のありがたみを忘れがちになりますが、これからも助け合いの精神で仕事ができれば良いと思っています。