害虫について思うこと

  • 追加
  • 害虫には病気を媒介する衛生害虫や作物を食害する農業害虫など、様々な分類があります。
    人間に害がある以上、こういった害虫が駆除されるのは仕方のないことでしょう。

    しかし、中にはちょっとかわいそうだなと思う害虫もいます。それが不快害虫です。
    人間に危害を加えるわけでもないのに、見た目が気持ち悪いという理由で害虫として扱われているわけですから。

    不快害虫の代表格はゲジだと思います。「ゲジゲジ」と呼ばれることが多いですね。
    ゲジはムカデの仲間ですが、ムカデほど強い毒を持っているわけではありません。そもそも性質が大人しいため、人間に噛み付くということ自体まずありません。
    つまり、実害は無いということです。
    しかし、長い脚がいっぱい生えていますし動きは素早いですし、ゲジを見て気持ち悪いと感じる人は確かに多いでしょう。

    ゲジは肉食で、素早い動きで獲物を捕らえます。攻撃力に優れたムカデと異なり、スピードに特化した生物と言えるでしょう。
    ゲジが捕食する昆虫の一つにゴキブリがいます。
    ゴキブリは日本人が最も嫌う害虫ではないでしょうか。「G」という隠語で呼ばれることもありますが、つまり名前を呼ぶことすら忌避されているわけです。
    そんなゴキブリを退治してくれるわけですから、見方によってはゲジは害虫ではなく益虫だということになります。

    ゲジが嫌いな人に無理に好きになれとは言いませんが、我々人間は自分たちの都合で他の生物を区分し、時にはその生命を奪っているということは忘れてはならないと思います。
    害虫だろうが益虫だろうが、彼らの命の重さは変わらないのです。




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