箱根駅伝を目指す若者達
朝礼ネタ153 2021/01/01 1月風物詩・季節行事毎年の箱根駅伝は、最初から最後までテレビ放映されることはみなさんのご存知のとおりです。
私は、これは、単なる駅伝ではない筋書きのないドラマと思って見ております。
それは、この1年間、箱根駅伝に出場することを目標に、頑張っている選手、または、本当に優勝争いで勝つかどうかの大学の選手です。
そこには、前年度の出場枠に入っている大学は良いですが、入れなかった古豪もあります。先輩からの思いは想像を絶します。
サラリーマンの営業ノルマどころではないかもしれません。一生に一回のチャンスだけですので。
監督も選手ひとりひとりの体調を考えながら補欠を出すべきかどうか作戦も考えることだと思います。
そして、いよいよ箱根駅伝のスタート、これからが「杉書きのないドラマ」の始まりです。
第一スタートから、選手ひとりひとりが個人で考えペース配分、自分自身の実力を考えて走る。そこに自分自身の分析力が必要です。
絶対に「たすき」を次の選手へ繋ぐ、それだけを目標に頑張り続けるのです。
しかし、そこに、この寒さ、天候、体調、観客、いろいろな思っていたことと違うことが選手ひとりひとりを襲ってきます。
さて、最後まで走れるのか。自分自身との戦いの開始です。これまでの練習成果が出せるかどうか、いや、ださなければならないのです。
選手ひとりひとりには家族友人、たくさんの応援がいます。がんばれとしか言えません。
同じく社会人となった人達にも同じことがいえるのではないでしょうか。仕事はアピールの場所。日頃の努力が実を結ぶ場所。
そう考えてみると、一日一日を無駄に使わず、箱ね駅伝で「たすき」を繋ぐ選手のように頑張ろうと思う初心の1月も言葉です。