３月と言えば、温かくなる時期かと思います。桜が咲き、わくわくとする気分になる人もいるのではないでしょうか。
その一方で、別れの時期でもあります。

　学生でいえば卒業の時期です。
学生時代は、卒業の時に別れに対して涙を流したり、お互いに励ましあったりした人もいると思います。

また、これから新しい場所に向かうことにわくわくしている人もいたでしょう。その当時はあまり気にしませんでしたが、環境が変わり、学生時代の友人とは気軽に会えなくなります。学校内ではあんなに顔を合わせたのに、卒業してからでは２・３回だけ会いそのまま会わなくなってしまった友人もいるかと思います。思い出すと、それは当然の結果ではあるのですが、寂しさを覚えます。

　社会人になれば、別れの機会は少ないです。しかし、会社内でも、退職や部署異動による別れがあります。それは、やはり３月が多いです。

長い時間を共に過ごしてきた人が、その場所からいなくなるというのは、少し寂しさを感じるものです。長く共に過ごしていれば、思い出が出来、人にも愛情がわきます。

別れと言うのは、愛情を向けてきたものがいなくなることです。それは場合によっては、いなくなる人、見送る人の双方に耐えがたいほどつらいものかもしれません。

　いなくなる人になっても、見送る人になっても、別れを受け止めることは大切だと思います。いずれ迎える節目のために、日々後悔しないように努力をしていきたいと思っています。