コンビニのおでんと希少価値

  • 追加
  • 三月というのは、梅の花が咲き、日が落ちるのもだいぶゆっくりになって、暖かく過ごしやすい日が多くなるという冬の終わりを感じさせる月です。そのため、商店では品ぞろえを冬の物から春の物へ入れ替えていくこととなります。

    そんな入れ替えられる冬の物の一つに、コンビニのおでんがあります。寒い冬の日の夜、コンビニにより、おでんを買って食べるというのは手軽ながら大変満足できるもので、よくぞ屋台などではなくコンビニでおでんを扱うことを思いついたものだと感心させられるところです。そんなおでんも春になると機械が撤去され、また来年までというのが一般的でした。

    ところが最近のコンビニでは、どうも冬が終わってもおでんを置いているようなのです。確かに春や秋などでも寒い日は多く、そういった際には思わず買ってしまう人も多いでしょう。しかし私は、それについて少々不安を覚えてしまうのです。

    今月限り、今週限定といった商品に希少価値を上乗せする手法は非常に多く用いられており、おでんもまた冬限定などそういった方向性で売られてきたものです。それを一年中売ると当然希少価値はなくなります。それを抜きにおでんは果たして戦っていけるのだろうか、もっと希少性を大切にした方が良いのではないのか、そう思うのです。

    もっともそんな心配をしながらも、常に置いてあることを幸いにコンビニで年中おでんを買うようになった私のような存在が少なからずいるならば、すでにおでんは希少価値で売られる存在から脱却し、広く皆に愛される日々の暮らしに欠かせないものにまで成長しているのかもしれません。




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