三月

  • 追加
  • 三月と、言えば、年度末。でも、心は花見に向いてしまいます。今年は伊豆などは、年末のあたたかさで、桜が早く咲いたところもあるようでした。雪にうたれても、散らず、しかも、葉がでてきたそうです。
    さて、桜のなかには、四季桜なる、年に二回、春と秋に咲く桜があります。奥三河、愛知県豊田市の足助町や小原村に、群生というか、植林で村じゅうに、あります。秋も深まるころ、紅葉の紅葉に並び、桜が満開となる品種です。一冬、小原村の臨時職があり、通勤したことがありますが、あの、冬のからっかぜに吹かれても、か弱そうな桜の花々たちは、散りませんでした。ところが、年が明けて、正月も半ばになると、はらはらと風に散りはじめ、春と違い、強風にあおられて、すぐ、花びらはなくなりました。やがて雪にかわり、また、春、もう一度桜の時期がきます。なんでも、江戸時代に、名古屋の医師が、小原村に植えたのがはじめで、村人が増やしているうちに、村じゅうに咲くようになったとか。吉良上野介の吉良も海に近く、塩の道、飯田街道に近いですから、なんか、意味深です。外国の年度替りは九月と言いますが、この、桜好きな日本には、やはり三月年度替りは、なかなか、捨てがたい伝統でしょうか。
    今年は、やがてくる新しい年号に、また、構えたような、期待するような、複雑な年度末となりそうです。平成の30年間、決して平穏ばかりではありませんでしたが、乗り越えたいま、次の世代に移り変わる、この、春、何をしておくか、なにを心構えして、また、新たな時代へ進むのか、公私ともに、皆様、考えがおありなことと思います。胸に秘めた、今の厳冬の桜の幹の下の桜色のような、これからの、展望こそ、未来というのでしょうか。さあ、厳しいこの冬を乗り切り、桜の下で、を、合言葉にしたい、気持ちでございます。




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