ひな祭りの風習の由来について
朝礼ネタ1500 2021/01/013月3日は桃の節句、つまり雛祭りです。
女のお子さまを持つ親さんは、この春に初めての節句を迎えられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで気になるのが、雛祭りの風習についてです。
女の子が生まれたら、1~2月の頭に雛人形を祖父母が買って贈ります。
昔ながらの風習では、母方の祖父母が雛人形を買うことになっています。
しかしそれは、昔は娘を嫁に行かせると、こういった行事でしか母方の祖父母が孫の世話をすることができなかったためであり、近年では、両家がお金を出し合って買う例も多いです。
私の家では、両親があまり裕福ではないので、子どもからして曽祖母が雛人形を贈ってくれました。
雛人形を飾ることによって、雛人形がお子さんにふりかかる災厄を身代わりしてくれると言われています。
そのため、自分が持っていた雛人形をお子さんに使うのはあまりおすすめではないそうです。
雛人形を出すのは、節分を過ぎてからが良いと言われています。
地域によって、「晴れの大安の日に出すのが良い」と言われたり、「雨の日に出すと、良縁に恵まれる」と言われたりと、風習が違うので、周りの人に聞いてみましょう。
雛祭りの目前になってお雛様を出すのは「一夜飾り」と言って、縁起が悪いといわれているので、早めに出すことを心がけましょう。
ちなみに私は去年、その風習を知らず、雛祭り当日に雛人形を出し、一晩で片付けてしまいました。
また、昔ながらの言い伝えで、雛人形を片付けるのが遅いと、お子さんがお嫁に行かなくなると言われています。
そのため、雛祭りが終わったら早めに片付けをしましょう。
いろいろと決まりごとがある雛祭りですが、あまり風習にとらわれなくても、みんなでお子さんの初節句を楽しくお祝いするという気持ちが大切ですね。