心理学の法則で親近感アップ
朝礼ネタ1461 2021/01/01 身近な法則心理学は皆さんご存知の心理テストのようなものから、物体の見え方まで幅広い事象を扱う学問であり、その中には先人たちが発見した人間関係の構築、維持に有用な法則が存在します。
今回は祖の中でも特に営業の皆様にお勧めしたい法則をお教えしたいと思います。
まずは「開放性の法則」、これは「人間は他人のプライベートな側面を打ち明けられた際、その人物に対して親近感を持つ」というものです。
交渉の際には相手に好感、親近感を持ってもらう必要があります。
この法則に従い、交渉相手との対話の最中、不自然にならない程度に自分のプライベートなエピソードを挟み込めば、相手はあなたにきっと親近感を覚えてくれるはずです。
次に紹介するのは「類似性の法則」、これは「人間は自分に類似した人物に好感を抱く」という法則です。
当然の事ながら、類似といっても体型や顔立ちなどはなかなか模倣することはできません。
現実的な範囲で相手を模倣したいならば「話題や趣味」「服装や髪型」に注目してみましょう。
特に話題や趣味は知見を広げる事にもつながるためお勧めです。
そして、さらに交渉中にお勧めしたいのが「ミラーリング」という技術です。
ミラーリングとは「鏡写し」、つまり相手の行動の模倣を指します。
ここで注意していただきたいことは「完全な模倣をしないこと」です。
自分の発言をそのまま繰り返す、いわゆる「オウム返し」に不快感を覚えるのと同様に、動きのオウム返しは相手に強い不快感を与え、逆効果になってしまいます。
相手が頭を触ったらこめかみを指先で掻く、といった程度の自然なミラーリングを心がけて下さい。