福沢諭吉と仲良くなり一万円札が増える
朝礼ネタ1342 2021/01/01 12月教育12月12日は一万円札の肖像画でお馴染みの福沢諭吉の誕生日だそうです。
福沢諭吉と言えば「学問のすすめ」中でも「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず」という一節が有名ですが、この続きの言葉をご存じでしょうか?
そもそもこの一節が意味することは、「人は産まれながらに平等である」ということではなく、
「人は産まれた時は平等なのに、どうして賢い人と愚かな人、裕福な人と貧しい人などの差が生まれるのだろうか」
という意味で使われ、福沢諭吉が考えた言葉でもなく、アメリカのリンカーンの独立宣言を引用しているとも言われています。
では、福沢諭吉はこの「どうしてこのような差が生まれるのか」に対してどう答えたのか、その答えが「勉強をしたか、そうでないかが、その差を生むのだ」と書いています。だからこそこの一節は「学問のすすめ」という本に掲載されているのです。
12月は先生も走るくらい忙しいため「師走」と呼ばれます。日々忙しくなると毎日の仕事や家事に追われて何か新しい知識や物事を勉強する、身につけるといったことがおろそかになりがちです。
しかし、人として成長するためには学問が欠かせないと100年以上も前に福沢諭吉は語っていたのです。
皆さんもお忙しい時かと思いますが、忘年会等でお札を見ることも多くなることでしょう。
その際に少福沢諭吉を思い出して、勉強し、知識を身につけ、福沢諭吉と仲良くなり一万円札が増えるように年末あと少し頑張っていきましょう。