ボトルネックを解消し作業を効率化
朝礼ネタ1247 2021/01/01 コミュニケーション経営今日はボトルネックについてお話したいと思います。
受注から出荷までの一連の流れはスケジュールと呼ばれ数個の工程が連なっていますね。
その各々の工程がしっかりと予定通り進まないと全体のスケジュールが乱れて納期遅れを起こし、最悪の場合は納品先のお客さんに迷惑をかけることになるわけです。
納期遅れで被害をこうむったお客さんは当社を信用しなくなり注文を呉れなくなるかもしれません。
これだけでは済まないかもしれません。
当社が納期を守れないルーズな会社だと悪評が流れたりしたら死活問題です。
納期厳守は大切なのです。
遠足は皆さん幼稚園や小学校、中学校で経験していると思いますが記憶にありますか。
何人かの生徒がだらだらしているとどうなりますか。
出発場所から目的地までの所要時間がどのようになるでしょうか。
隊列を組んで歩いた場合はどうですか。
隊列の1人1人が順番は変わらずに歩いたとしたらどうですか。
隊列の中の遅い人に引きずられて隊の前進は間延びして先頭から最後尾までの隊列が長くなり、所要時間も長くなってしまいますね。
このことなんです。
一連の行程中でその中の1つの工程、これが隊列の中の歩みの遅い子に相当するのですが、この遅い工程によって全体のスケジュールは当初の所要日数をはるかに超えた、納期遅れを起こしたことになるのです。
どうしたら遅い子をサポートし全体を順調にすることができるでしょうか。
回答を言いますと遅い子の前後の子が遅いこの手をつないで一緒に引っ張ってやることです。
前後の子が遅い子に合わせる方法もありますがこれでは納期遅れを解消できませんでしょうし、受注にも結び付きませんね。
前後の子の歩みに遅い子を合わせるようにしなくてはだめですね。
実際には前工程からは仕事を遅い工程に押し込み、後ろの工程では遅い工程に催促をして仕事を後ろから引っ張ること、要は協力し合い監督しあった工程が必要だということですね。
お互いに協力し合って、話し合いを多く持ちながら今日一日頑張りましょう。