不良のタイミングは、人の経験不足、油断が原因
朝礼ネタ1216 2021/01/01 効率化規則・ルール今日は不良撲滅をテーマにしたいと思います。
部や係の目標に不良低減を掲げているところは多いと思います。
いいアイデアがありますか。
簡単にアイデアが出てそれで効果が上がれば多くの部署からは出てこないはずです。
それだけ難しいテーマです。
不良にはどんな不良がありいつ不良が出ているかまとめたことがありますか。
統計によりますと、初めての作業、久しぶりに行う作業、変更を伴う作業、この3作業のタイミングでトラブるようです。
初めての作業では要領が判らず失敗しそうですね。
久しぶりに行う作業、人間は忘れっぽい生き物ですから前回作業の要領を正確に覚えているか疑問ですね。
変更がある作業、変更箇所に対しどのようにアプローチしたらいいのか、その要領をつかむことが難しいですね。
だからこの3作業には十分注意する必要があるということです。
これらの3作業を3Hと呼んでいます。
初めて、久しぶり、変更のローマ字読みしたときの頭文字Hが3個ということです。
トラブルや不良の原因が3Hのタイミングで起こることが理解できたと思いますが、どのようにして確認していくのかということです。
方法としては今度は4Mを対象にするということです。
4Mとは人、設備、材料、方法の英語読みの頭文字、MAN、MACHINE、MATERIAL、METHODから4Mと呼んでいます。
人が作業をしますから間違えやすいですね。
清掃もしてない管理不足の設備で仕事をした場合に装置トラブルや品質不良が起こり易いですね。
材料倉庫には各種材料がありますからきちっと管理したいところですね。
異材を使ったら大変なことになることはわかりますね。
作業方法を間違えたら異なる品質のものになってしまいます。
作業ごとに4Mの作業基準を明確にしておくことが重要であることがいえますね。
不良を出さない様3H、4Mに留意しながら今日も頑張りましょう。