指揮命令系統の徹底
朝礼ネタ1082 2021/01/01 経営会社とは、社長を頂点としたピラミッド組織です。
このピラミッドが歪んだものとなった場合、指揮命令系統は崩壊して効率の良い、適切な指揮命令が出来なくなってしまいます。
一人の人間が直接管理できる人数は、概ね3人から5人程度であると言われています。
それより多い人数をしっかり管理するためには、補佐が必要になるでしょう。
理想で言えば、社長が3人程度の部下をしっかり管理し、その3人がそれぞれ3人?5人を管理し、さらにその下のポジションの人間が、それぞれ3人?5人を管理するというピラミッド型になることが理想です。
社長が管理する3人とは、役職クラスの人間でしょうし、その役職クラスが管理するのは部長クラス、そして部長クラスが管理するのは課長クラス、そして課長クラスが管理するのは係長クラス、係長クラスが管理するのは主任クラスという具合でしょうか。
1人が管理出来る人数は、先ほども申し上げたとおり3人?5人です。
つまり、1人の部長の下に10人の課長を配置してしまったらバランスが悪いということです。
自分が指揮を取らなければならない場面がきたら、3人?5人に1人はチームリーダー的な責任を負わせるリーダー格を指名すると管理しやすくなるでしょう。
また、このチームリーダーに対して、どの様な意識づけをするか、立場づくりをするかが重要な要素になります。
ただ単に、気が強いなどの理由でチームリーダーを指定するのではなく、総合的に判断をしてチームリーダーを決定しましょう。