ハンカチを携帯しましょう
朝礼ネタ847 2021/01/01 11月マナー11月3日は文化の日として有名ですが、ハンカチーフの日でもあります。
私も先日友人から教えてもらって、初めて知りました。
ハンカチーフの日は由来がおもしろいですよ。
フランスのマリー・アントワネットがフランス国内のハンカチは全て正方形にすると布告をしたそうで、マリー・アントワネットの誕生日である11月3日をハンカチーフの日に制定しました。
フランスで制定された記念日ではなく、1983年に日本ハンカチーフ連合会が制定したという点もおもしろいですよね。
それにしても、ハンカチを携帯している人は少なくなったように思います。
外出先でトイレに行っても、手洗い後に自分のハンカチで手を拭いている人は少ないですよね。
備え付けの手拭き用のペーパーか、温風の出るハンドドライヤーで乾かす人がほとんどです。
私はいつもタオルハンカチを使っていますが、昔からある薄手のお洒落なハンカチは使わなくなってしまいました。
薄手のハンカチは一度手を拭くと、すぐにベチャベチャに濡れてしまいますからね。
先日、ハンカチを上手に使っている人を見かけました。
パン屋のイートインコーナーで食事をしていた時、隣に座った年配の女性が、大判の薄手のハンカチをヒザの上にサッと掛けてパンを食べていました。
食後にヒザの上のパンくずを床に払い落とす私と、ハンカチの上のパンくずをトレイに載せる年配の女性、誰が見てもその女性の立ち振る舞いの方が美しいですよね。
ハンカチは手を拭く用途だけでなく、ナフキンの代わりに使ったり物を包んだり、工夫次第でいろいろな使い方ができることを改めて気付かされました。
タンスの奥にしまってあるハンカチにアイロンをかけて、いつも持ち歩くようにしたいと思った出来事でした。